(20代転職関連)第二新卒の転職市場の環境は?
第二新卒の転職市場の環境は?
終身雇用制度がほぼなくなり、若手人材も含めて転職するのが当たり前になってきた時代の後押しを受け、第二新卒の転職活動は盛んになってきています。第二新卒の転職市場がどのような動きを見せているのかをみていきましょう。
(1)少子高齢化社会で一般的には第二新卒は引く手あまた
日本は少子高齢化社会であり、このままの流れだと若手人口が減っていく見込みです。そんな中で働き手となる若手人材は、求められる傾向が高まる可能性が高いといえます。昭和20年代から直近までの総務省が発表している人口推計では、平成22年あたりから日本の人口は減少に転じており、今後はさらに若い人材の獲得競争が進むと考えられます。
(2)スキルの有無や企業の人気度合いなどが転職に影響
全体的な転職市場としては第二新卒が求められる状況に違いはないのですが、スキルがない、アピールできるようなことがないという場合は、もちろん採用されない可能性もあります。スキルがない中でもどういった部分にポテンシャルを持っているのか、どのような仕事に取り組む熱意を持っているのかなどは、きちんとアピールできるよう準備しておく必要があります。スキルなし、アピールできないではいくらポテンシャル採用といわれる第二新卒でも採用されるのは厳しいでしょう。
また、企業に大手企業や人気企業、あるいは人気職種の場合は売り手市場ではなく買い手市場となることが多いです。そのため、第二新卒であっても転職が楽にはなりません。第二新卒だから、「どこでも求められるだろう」と簡単に考えていると、転職活動が難航することも予想されます。
